見守り・移乗・入浴・服薬支援までワンストップで導入支援

生産性向上推進体制加算・介護ロボット・ICT機器・家具・家電まで、
介護現場に最適な機器をワンストップでご提案します。
補助金・加算要件に対応した導入設計から運用フォローまでお任せください。

なぜ今、次世代介護機器が必要なのか

日本の介護現場は、深刻な人材不足という課題に直面しています。厚生労働省の統計によれば、介護職員数は年々減少傾向にあり、2022年度だけでも約6.3万人が他業種へと流出しました。一方で、高齢者人口は増え続け、介護ニーズは拡大する一方です。この「人材不足」と「需要増加」の二重苦を乗り越えるためには、従来の人手依存型の介護からの転換が不可欠です。介護人材の不足や離職は年々深刻化し、夜勤負担や腰痛などの身体的負担、誤薬・転倒といった事故リスクも高まっています。
各自治体は、介護ロボットやICT機器の導入を支援する補助金制度を整備し、生産性向上推進体制加算も新設されました。

しかし、現場からは次のような声が多く聞かれます。

• 「どの機器を選べば加算や補助金の対象になるのか分からない」
• 「メーカーが多すぎて比較が難しい」
• 「見守り・移乗・入浴・服薬支援など、全部まとめて相談できる窓口がほしい」

当社は、介護サービス運営とICT・機器販売の実績を活かし、
見守りセンサー・インカム・移乗支援ロボ・入浴支援・服薬支援・防犯・BCP・家具家電・新規開設パックまで、
トータルでご提案します。

生産性向上推進体制加算・補助金に対応した導入設計

生産性向上推進体制加算（Ⅰ）（Ⅱ）では、見守り機器等のテクノロジー導入と、業務改善のデータ提出が求められます。

生産性向上推進体制加算について　

• 加算（Ⅱ）：月10単位
  　ICT機器の導入や業務改善活動を継続的に行い、その成果を年1回オンラインで提出することが要件となります。
• 加算（Ⅰ）：月100単位
  　加算（Ⅱ）の条件に加え、複数のテクノロジー導入や役割分担の取り組みを行い、データで効果が確認できる場合に算定可能です。

主な設備要件・運用要件の一例

• 見守りセンサー＋通信機器＋介護記録ソフトの連携環境の整備
• 見守り支援機器の全居室設置（加算（Ⅰ））
• インカム等の通信機器を全職員が所持（加算（Ⅰ））
• 業務改善の取組による成果を示すデータをオンラインで提出（1年以内ごとに1回）

当社は、機器選定だけでなく、加算取得に必要な環境整備・データ収集のサポートまで一貫して支援します。

【課題別】次世代介護機器ラインナップ

現場の「困りごと」から選べるように、機器を課題別カテゴリに整理しました。
詳細は個別にご提案資料もご用意しています。

見守り・離床センサー（夜間負担の軽減・事故予防）

• アンシエル
  呼吸・脈拍・体動・離床を検知し、タブレットやPCから状態確認が可能。
  初期導入コストを抑えつつ、ランニングコストをかけたくない施設におすすめです。
• 安心ひつじ／安心ひつじα
  体動・心拍・呼吸・離床を一度に測定できる体動センサー。マットレス下に設置し、検知データをスマートフォンやタブレットで確認できます。
• 眠りSCAN・眠りSCAN eye 連動カメラ
  睡眠状態に特化した体動センサー。状態変化の通知と連動してカメラ映像を表示し、訪室の必要性を判断できます。最大過去3日分の映像を記録でき、事故時の検証にも活用できます。
• シルエット見守りセンサー
  赤外線センサーで「起き上がり・はみ出し・離床」を区別して検知。シルエット画像でプライバシーに配慮しつつ、夜間の状況を把握できます。

ほのぼの・ケアカルテ・ワイズマンなど、各種介護ソフトとの連携実績もございます。
導入ソフトに合わせた機器選定も可能です。

コミュニケーション機器（インカム・情報伝達）

• 骨伝導インカム OpenComm2
  耳を塞がないオープンイヤーデザインで、周囲の音を聞きながら通話が可能。長時間装着でもストレスが少なく、最大16時間の通話が可能です。LINE WORKS 等のアプリと組み合わせることで、チャット・画像・テキスト情報の共有もできます。

夜間の少人数体制や訪問介護の外出先、入浴介助中など、さまざまな場面で活躍します。

移乗支援ロボ（腰痛対策・重度者支援）

介護職員の腰痛や人員負担を軽減しつつ、重度の方にも安全・安心な移乗を提供するために、移乗支援ロボットをご提案します。

• 移乗支援ロボ（重度者対応）
  立ち上がりや移乗をロボットがサポートすることで、抱え上げ動作を減らし、職員の身体的負担を軽減します。
• 排泄支援サポートリフト「Onbu」
  臀部を支える吊り具がない構造で、トイレでの下衣の脱ぎ着が容易。トイレや車椅子の高さを記憶し、自動で着座位置までアームが下降するなど、排泄介助の効率化に貢献します。

腰痛対策・休業防止につながります。

入浴介助機器（個浴・特浴・レイアウト改修）

入浴介助は職員負担が大きく、事故リスクも伴う業務です。既存浴室の活用から特浴機器の導入まで、施設の規模やレイアウトに合わせた提案を行います。

• 工事不要レール式入浴リフト（LS-310 等）
  大掛かりな工事を行わずにレールを設置するだけで使用できる入浴リフト。使用しないときはレールを収納し、浴室を広く使うことができます。
• 特浴機器（ルーミィ、AS300、ライラックプラス など）
  リクライニング・チルト・脚上げなどの機能で姿勢保持を助け、ウルトラファインバブルを採用したシャワーで、洗浄と保温・保湿効果が期待できます。

服薬支援機器（誤薬防止・配薬業務の効率化）

誤薬は介護現場の事故の中でも発生件数が多く、職員の心理的負担も大きい領域です。服薬支援ロボや誤薬防止システムにより、安全で確実な服薬介助を支援します。

• 服薬支援ロボ（集中型・個室型）
  薬剤師が入居者ごとに薬をセットし、ボタン1つで服薬時の薬が取り出せます。配薬の仕分け・確認の負担を軽減し、誤薬リスクを抑えます。
• 顔認証・文字認証 誤薬予防システム「めでぃさぽ」
  薬包を撮影して氏名等をAI-OCRで読み込み、顔認証で本人確認を行うことで、薬の渡し間違いをチェック。誰が、誰に、誰の薬を渡したかを記録することができます。

防犯・防災・BCP対策（カメラ・蓄電池）

徘徊や不審者の侵入、災害時の停電など、施設を取り巻くリスクへの備えとして、防犯カメラや蓄電池の導入が求められています。 2024年4月からは、業務継続計画（BCP）の策定も義務化されました。

• 防犯カメラ・顔認証カメラ
  利用者様の離設予防や、夜間の不審者侵入時の記録・家族説明・訴訟対策としても有効です。
• 蓄電池
  災害時の停電に備え、介護ベッド・通信機器・冷蔵庫等を稼働させるための蓄電池もご提案可能です。

お掃除ロボ・配膳ロボ（間接業務の削減）

清掃や配膳などの間接業務を自動化することで、職員を直接ケアにシフトし、生産性を高めることができます。

• 中小規模向けお掃除ロボ
  フロア清掃の負担を軽減し、職員のリソースをケア業務に集中させます。
• 配膳ロボ
  食事の配膳・下膳をサポートし、食事介助にかける時間の有効活用につながります。

家具・家電・什器・新規開設施設用パック

新規開設や大規模改修にあたっては、介護ベッド・車いす・介護用品・家電・事務什器・PC・複合機など、多くの物品が必要となります。 当社では、介護運営会社としてのノウハウを活かし、開設に必要な備品をワンストップでパック提案しています。

• 介護ベッド・マットレス・見守りセンサー・移乗支援ロボ・服薬支援ロボ
• 食堂テーブル・椅子・ソファ・カップボード・カーテン一式
• テレビ・レコーダー・冷蔵庫・洗濯機・電子レンジ・掃除機などの家電製品
• 事務机・チェア・キャビネット・複合機・ノートPC・ネットワーク機器

• 家具・家電・厨房機器・防犯カメラ・PC・複合機などを一括調達
• i-Fi設計も対応（AP配置例含む）

対象機器に合わせたWi-Fiアクセスポイントの設計・設置も一括でご提案可能です。

導入の流れ