「ケアプランデータ連携標準仕様V4.1」の システムベンダ試験実施済み

入浴介助機器で「安心・安全・省力化」のお風呂時間へ。

個浴の改修から特浴更新まで、現場の負担と事故リスクを減らす入浴介助機器をご提案します。
レール式入浴リフトや特浴機器を組み合わせて、利用者様にも職員にもやさしい入浴環境を実現します。

なぜ今、入浴介助機器の見直しが必要なのか

入浴介助は、介護現場の中でも身体的負担事故リスクが高い業務のひとつです。

  • 浴室内での転倒・滑落・ヒヤリハットが多い
  • 入浴介助に2名以上の職員が必要になり、人員を取られる
  • 腰をかがめた姿勢が続き、職員の腰痛リスクが高い
  • 浴槽のまたぎ・立ち座りが負担となり、利用者様も不安を感じやすい

一方で、個浴・大浴槽・特浴など浴室環境は施設によって様々であり、
「どの機器を選べば良いのか」「工事がどこまで必要か」が分からず検討が止まってしまうケースも多くあります。

当社では、既存浴室を活かしたレール式入浴リフトから、寝たきり・重度の方向けの特浴機器まで、
施設のレイアウトと利用者様の状態に合わせた入浴介助機器をご提案します。

入浴介助機器ラインナップ

GH(グループホーム)・デイサービスの個浴改修から、特養・老健向け特浴まで、
PDFに掲載の機器を中心にラインナップしています。

① レール式入浴リフト(LS-310 等)|個浴改修におすすめ

通常の入浴リフトは大掛かりな工事を伴うことが多い一方で、LS-310は工事不要のレールを設置するだけで使える入浴リフトです。

  • 既存のバスタブにレールを設置して使用(※形状により設置不可の場合あり)
  • 使用しないときはレールを収納し、浴室スペースを広く使える
  • GH・小規模デイサービスなど個浴中心の施設に最適
  • 浴槽またぎ動作の軽減により、利用者様の安心感向上と職員の負担軽減を両立

バスタブの形状やメーカーによってお勧め機種が異なります。現地確認のうえ、最適なタイプをご提案いたします。

② 特浴機器(ルーミィ・AS300・ライラックプラス 等)

中〜重度のご利用者様や、寝たきりの方に対して、安全で快適な入浴を提供するための特浴機器です。
体位保持機能やファインバブルシャワーなど、ケアの質向上につながる機能が搭載されています。

  • ルーミィ
    入浴姿勢を安定させる各種調整機能を備えた特浴機器。複数の体位に対応し、利用者様の状態に合わせた入浴が可能です。
  • AS300
    リクライニング・チルト・脚上げがそれぞれ個別に調整可能で、
    12のポジションから最適な入浴姿勢を選択できます。
  • ライラックプラス
    ウルトラファインバブルを採用したシャワーにより、洗浄と同時に保温・保湿効果も期待できます。
    肌のすみずみまで届く細かな気泡が、シワや毛穴の老廃物・ニオイの元をやさしく洗い流します。

既存の特浴更新や、大浴槽から特浴への切り替えなど、施設の入浴スタイルに合わせたご提案が可能です。

入浴介助機器 比較表

レール式入浴リフトと特浴機器の違いをまとめました。
施設の浴室環境と利用者様の状態に合わせて、最適な組み合わせをお選びいただけます。

項目レール式入浴リフト
(LS-310 等)
ルーミィAS300ライラックプラス
主な用途個浴での立位〜中等度の方の入浴介助中〜重度の方の入浴全般中〜重度の方の入浴、細かな体位調整が必要なケース中〜重度の方の入浴+肌ケア・清潔ケア
設置方法既存バスタブにレール設置(工事簡易)専用浴槽設置(レイアウト調整が必要)専用浴槽設置(レイアウト調整が必要)専用浴槽設置(レイアウト調整が必要)
特徴工事不要のレール設置/未使用時は収納可能多彩な体位に対応できる特浴リクライニング・チルト・脚上げの個別調整/12ポジション選択ウルトラファインバブル採用/洗浄+保温・保湿効果
利用者様の状態立位保持が一部可能・移動介助が必要な方座位保持が困難な方・要介助度が高い方褥瘡リスクがある方・姿勢保持が難しい方皮膚状態を整えたい方・においケアが必要な方
対応しやすい施設規模GH・小規模デイ・小規模多機能など特養・老健・中〜大規模施設特養・老健・医療系併設施設特養・老健・有料老人ホーム 等
工事規模小(レール設置が中心)中〜大(浴室レイアウト変更を伴う場合あり)中〜大中〜大
主な効果浴槽またぎの負担軽減/職員の腰痛予防重度の方の安全な入浴/介助時間の短縮最適姿勢での入浴による安全性・快適性向上皮膚の清潔保持・においケア・快適な入浴体験

※価格・設置条件は施設の浴室構造や給排水設備により異なります。
現地確認のうえ、最適な機種・台数・レイアウトをご提案いたします。

生産性向上推進体制加算・補助金との関わり

入浴介助機器の導入は、職員の業務負担軽減利用者様の安全性向上に直結するため、
生産性向上推進体制加算における「業務改善の取組」としても評価されやすい領域です。

  • 入浴介助に必要な職員数の変化(2名 → 1名 など)
  • 入浴に要する時間の短縮
  • 入浴に関するヒヤリハット・事故件数の変化
  • 職員の腰痛・身体負担に関するアンケート結果の変化

こうした指標を整理することで、加算取得に必要な「成果データ」を示しやすくなります。
介護ロボット・ICT導入補助金と組み合わせた導入プランもご提案可能です。

こんな課題をお持ちの施設様におすすめです

  • 個浴を活かしながら、職員1人でも安全に入浴介助ができるようにしたい
  • 特浴が老朽化しており、更新のタイミングで機種選定に悩んでいる
  • 浴室内の転倒・滑落などのヒヤリハットが多く、対策を講じたい
  • 職員の腰痛・負担が大きく、入浴介助のたびに2名体制になってしまう
  • 入浴サービスの質を高めつつ、生産性向上推進体制加算も視野に入れたい

現状の浴室写真や図面があれば、より具体的なレイアウト案・導入シミュレーションを作成することも可能です。

入浴介助機器 導入相談・お問い合わせ

下記フォームより、施設の浴室環境(個浴/大浴場/特浴の有無など)と、現在のお困りごとをご記入ください。
レール式入浴リフト・特浴機器・他の介護機器との組み合わせを含めた最適プランをご提案します。

※見守りセンサー・移乗支援ロボ・服薬支援ロボなど、他機器との一括導入もご相談いただけます。