移乗支援ロボで「抱え上げゼロ」の職場へ。
重度の方の移乗や排泄介助をロボットがサポート。
腰痛リスク・人員負担・転倒リスクを減らし、職員が「ケア」に集中できる環境づくりを支援します。
なぜ今、移乗支援ロボが必要なのか
移乗・排泄介助は、介護職員の腰痛や疲労、ヒヤリハットの多い業務です。 重度のご利用者様への対応では、2人介助や抱え上げが必要になる場面も多く、 人員不足が続く現場では大きな負担になっています。
移乗支援ロボを導入することで、
- 抱え上げ動作の削減による腰痛・休業リスクの低減
- 1人で安全に行えるケアの拡大による人員配置の最適化
- 転倒・落下など事故リスクの低減
- 介助時間の短縮による生産性向上
特に、重度者対応が必要な施設や、夜勤帯の人員に余裕がない施設では、 移乗支援ロボは「人を増やす」のではなく「機器で支える」ための重要な選択肢となります。
移乗支援ロボ ラインナップ
施設の規模・ご利用者様の状態・レイアウトに合わせて、
「重度対応の移乗支援ロボ」と「排泄支援特化リフト」を中心にご提案します。
① 移乗サポートロボット「Hug」
ベッドから車いす、車いすからトイレ・シャワーキャリーなどの移乗をロボットがサポート。 立ち上がりが困難な方や、体重の重いご利用者様にも、安定した移乗を提供できます。
- 主な活用シーン:ベッド⇔車いす/車いす⇔トイレ/車いす⇔シャワーキャリー など
- 期待できる効果:抱え上げ動作の削減/2人介助 → 1人介助への移行/腰痛・転倒リスク低減
- おすすめ施設:特養・老健・重度対応型有料老人ホーム・医療依存度の高い利用者が多い施設
機種・仕様は施設の天井高・通路幅・レイアウトにより最適なタイプが異なります。現地確認のうえご提案いたします。
② 排泄支援サポートリフト「Onbu」
排泄介助に特化した移乗支援リフト。臀部を支える吊り具がない構造のため、トイレでの衣服の上げ下げがスムーズに行えます。
- 主な特徴:
- 臀部を支える吊り具がないため、トイレでの下衣の脱ぎ着が簡単
- マスト下降時に挟み込みを感知すると自動停止する安全機能
- トイレ・車いすの高さを最大3か所まで記憶し、記憶した高さまで自動昇降・着座
- 活用シーン:トイレ移乗・排泄介助全般
- おすすめ施設:特養・ショート・小多機・看多機・サ高住 など
「立位保持はできるが立ち上がりが不安定な方」「トイレでの衣服操作に時間がかかる方」などに適しています。
移乗支援ロボ 比較表
移乗サポートロボット「Hug」と、排泄支援特化リフト「Onbu」の違いを整理しました。
ご利用者様の状態と、施設の課題に応じてお選びいただけます。
| 項目 | 移乗サポートロボット「Hug」 | 排泄支援サポートリフト「Onbu」 |
|---|---|---|
| 主な目的 | ベッド・車いす・シャワーキャリー等への全般的な移乗支援 | トイレでの移乗と排泄介助の効率化・安全性向上 |
| 対象となる方 | 立ち上がり困難・全介助に近い方・体重の重い方 | 立位保持は一部可能だが、移乗や立ち上がりに介助が必要な方 |
| 特徴 | 抱え上げゼロを目指す全身移乗サポート | 臀部を支える吊り具がなく、衣服の上げ下げが容易 |
| 安全機能 | 安定した姿勢保持・転倒リスク低減(機種により異なる) | マスト下降時の挟み込み検知で自動停止機能 |
| 操作性 | リフト操作+スリングシート等の装着が必要 | よく使う高さを3か所まで記憶し、自動で昇降・着座 |
| 主な設置場所 | 居室・リビング・浴室前など | トイレ・排泄ケアスペース |
| 期待できる効果 | 移乗介助全般の負担軽減/2人介助を1人介助に | トイレ介助時間の短縮・職員の腰痛予防・利用者の尊厳保持 |
※機種ごとの詳細仕様・サイズ・導入費用は、施設の構造や想定利用者数により異なります。
最適な組み合わせをご提案しますので、まずはお気軽にご相談ください。
生産性向上推進体制加算・補助金との関係
移乗支援ロボは、職員の業務負担軽減や腰痛対策に直結するため、
生産性向上推進体制加算の「業務改善の取組」としても評価される機器です。:contentReference[oaicite:4]{index=4}
- 移乗・排泄介助に要する時間の削減
- 2人介助 → 1人介助へ移行した件数
- 腰痛などによる欠勤・休業日数の変化
- 介助場面でのヒヤリハット・事故件数の変化
こうした指標をデータ化することで、加算に必要な「業務改善の成果」を示しやすくなります。 補助金・加算要件を踏まえた導入計画もご提案可能です。
こんな施設様におすすめです
- 重度の方が多く、ベッドからの移乗やトイレ介助に常に2人介助が必要
- 職員の腰痛・離職が続いており、労務リスクを軽減したい
- 人員増が難しい中で、業務量だけが増えている
- 夜勤帯の人員が少なく、移乗・排泄介助のタイミング調整が課題
- 今後のBCPや加算の取得も見据え、機器導入による業務改善を進めたい
「どの機器がうちの現場に合うか分からない」という段階でも構いません。
ご利用者様のADL、建物構造、人員体制を踏まえた上で、最適な組み合わせをご提案します。
移乗支援ロボ 導入相談・お問い合わせ
下記のフォームより、施設の概要とお困りごとをご記入ください。
移乗支援ロボの候補機種、概算費用、導入シミュレーションなどをまとめてご案内します。
※「見守りセンサー」「入浴介助機器」「服薬支援ロボ」と組み合わせたご提案も可能です。
一括での導入検討もお気軽にご相談ください。



